足元の宇宙

書の稽古では
筆先の位置や墨の分量を
ここまでするのか・・・というほど
細やかに調整します。

それを繰り返していると
今まで見えなかった小さきものが
見えるようになってきます。

1ミリでもずれると師匠から叱られ
泣きながら稽古をしたことが

「足元の宇宙」を感じる力を
養ってくれました。

厳しく教えてくれた師匠(母)に
心より感謝したいと思います。

書法家・武田双鳳

書を通じて人生を豊かにする場所をつくっています。

0コメント

  • 1000 / 1000