「運動」 ~ 4月の稽古テーマ
「肚で書け」
タコできるほど師匠に言われ、
「なんて非科学的な…」と思ったことも。
ただ、脳科学の本を読むと、
「運動ほど上達を早めるものはない」と。
「肚で書け」を「手先だけ書きするな」
「足腰をも使う全身運動とせよ」と解すれば、
師匠の言葉が「運動」を促すようで、
「科学的」なアドバイスに聞こえてきます。
道場の稽古で、ストレッチやヒモトレといった
カラダの動きを「運動」にするための時間を設けています。
それは「書かずに書くことが上達する時間」。
「肚で書く」(書の運動化)に導き、
書き方の上達を早める科学的な方法なのです。
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